■ ID | 451 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 武甲山に生育する絶滅危惧植物ミヤマスカシユリ(Lilium maculatum var. bukosanense)の保全に関する研究−遺伝的多様性について− |
■ 著者 | アマウリ・アルサテ
埼玉県環境科学国際センター 三輪誠 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第7回自然系調査研究機関連絡会議 調査研究・事例発表会、平成16年11月30日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県の希少種として条例で指定されている絶滅危惧植物ミヤマスカシユリを研究対象として取り上げ、保全策を講じるための基礎データとして、自然個体群における繁殖様式と遺伝的多様性を遺伝子解析技術を導入して調べた。
埼玉県内唯一の自生地である武甲山で採取した46個体のミヤマスカシユリの葉からDNAを抽出した。抽出したDNAを鋳型としてPCR(Polymerase Chain Reaction)を行い、葉緑体DNAと核DNAを解析した。葉緑体DNAの解析結果より、武甲山に生育するミヤマスカシユリの母親の由来が遺伝的に近いことが示唆された。また、核DNAの解析結果より、武甲山のミヤマスカシユリ個体群では、主に種子繁殖が行われていること、また、個体群を構成するミヤマスカシユリは、著しく遺伝的類似性が高いことがわかった。 |
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